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こんにちは、けいとです。
本日も資産形成のヒントを探していきましょう。
今回は、いま最も注目されている医薬トレンド
「肥満症薬」バブルに乗る【イーライリリー】と【ノボノルディスク】の２社を取り上げます！
2030年代に向けて市場規模20兆円とも言われており、製薬業界で“最大の成長テーマ”となってきました。
それでは、最新情報を整理していきましょう！
❶ イーライリリー【LLY】
― 2022年から株価２倍超！ゼップバウンドが爆進中 ―
いま“最強の肥満症薬”と評価されているのが、イーライリリーの「ゼップバウンド(注射の肥満症薬)」。
▼注目ポイント
72週間で体重 22.5%減少 のデータ
2030年には 売上620億ドル（約9.2兆円） との予測
あの世界一の薬「ヒュミラ」（リウマチ薬）の2倍の規模へ！
ここまで数字が出ているのは、この薬がGLP-1とGIPの“ダブル作動薬”であり、競合よりも効き目が強いことが理由でしょう。
開発中のラインナップも圧巻！
飲み薬バージョン『オルフォルグリプロン』（2026年発売予定）
すでに 800億円分の在庫を確保済み
飲みやすさ◎ → ノボの飲み薬とは違い、食事制限なし！
製造コストも安く、利便性・収益性の両立が期待されてます
さらに…
最強クラスの新薬も開発中！
▶ レタトルチド（Retatrutide）
こちらはGLP-1にさらに２つの成分をプラスしたトリプルコンビネーション薬！
体重減少は強力で『11か月で24%減』
→ 現在フェーズ3試験が進行中。これが成功すれば「肥満症薬のキング」になる可能性も！
株価も絶好調。2022年の2倍超えで推移中。
→ 今後も、さらなる成長余地あり！といえるでしょう。
▼イーライリリーまとめ
①現状最強の肥満症薬「ゼップバウンド」
②来年発売の“飲み薬”オルフォルグリプロン
③強力なトリプルコンビネーション『レタトルチド（retatrutide）』が控える
❷ ノボノルディスク【NVO】
― 肥満症薬のパイオニア。だが苦戦中 ―
ノボノルディスクは、世界で最初に肥満症薬を出した“トップバッター”です。
代表薬「ウゴービ」は、2024年に日本でも発売。
2023年の売上は337億ドル（約4.5兆円）で前年から1兆円アップの爆伸び。
…と、ここまでは良かったのですが、いくつかのトラブルに直面しています。
📉 苦戦の理由は？
① ウゴービ供給不足が深刻
⇨ アメリカでは「コピー品（配合剤）」が広がり、ノボは 売上見通しを下方修正
② インフレ抑制法（IRA）で価格圧力
⇨ 「ウゴービ」が対象品15コのひとつに選ばれ、2027年から価格交渉が開始予定。将来的にはノボノルディスク社が費用負担を強いられる可能性が・・・
🧬 最終兵器「カグリセマ」もやや期待外れ…
世界トップ価値の新薬候補（推定価値：12兆円とダントツトップ）
しかし臨床試験では 体重減少22% にとどまり、目標未達（25%）
さらに…
製造工程が複雑、イーライリリーの『ゼップバウンド』に比べて収益性が劣るという見方も
とはいえ、希望も。
現在ノボノルディスクは大勝負にでています。
リリーとの衝撃の直接対決（第3相試験）が進行中。
すでに試験自体は8月に終了しているとの情報も。
結果判明は 2025年末〜2026年初頭 になる見込みでしょうか。
株価は2022年の水準まで低迷しているノボノルディスクですが、
リリーと直接対決の結果次第で一発逆転もありえるので注目です。
▼ノボノルディスクまとめ
・トップバッターとして発売するも品薄状態
⇒コピー商品に悩まされる
・米国インフレ規制法での価格ダウンのリスクも（2027年〜）
・最終兵器「カグリセマ」もイーライリリーの牙城を崩せず・・・
⇒しかし、直接対決の試験に希望を託す！
今回は、これから更に爆伸びを肥満症薬市場。その本命「イーライリリー」と追いかける「ノボノルディスク」の最新情報をまとめました。
少しでも参考になれば幸いです。
YouTubeで動画もアップしてます！
できるだけわかりやすく解説してるので、気になる方はぜひご覧ください
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